予防接種

当院では、予防接種としてインフルエンザ肺炎球菌のワクチン接種を行っています。また、11歳~13歳未満の児童に対する、ジフテリア(D)と破傷風(T)の2種混合ワクチン(DT2期)の投与も実施しております。(乳幼児に対する、4種混合ワクチンの接種は行っておりません。)肺炎球菌ワクチンや2種混合ワクチン(DT2期)を希望される場合は、前もってご連絡ください。
上記以外のワクチン接種を希望される場合は、個別にお申し出ください。

なお、川西市では、高齢者のインフルエンザ予防接種と高齢者用肺炎球菌定期予防接種につきまして一部費用の公費負担を行っています。詳細につきましては、川西市の公式ホームページをご参照ください。

https://www.city.kawanishi.hyogo.jp/kurashi/fukushi_kaigo/kenko/yobousessyu/1001250/1001261.html

肺炎球菌ワクチンとは

2017年(平成29年)厚生労働省「人口動態統計」によると、肺炎はわが国の死亡原因の第5位となっており、日常的に生じる成人の肺炎(市中肺炎)の原因菌のうち、もっとも多いのが肺炎球菌です。

主に65歳以上の方で、各年度に65歳、70歳、75歳、80歳、85歳、90歳、95歳または100歳となる方は、肺炎球菌ワクチンの定期接種を1回受けることができます。定期接種の対象となる方は毎年度異なるため、機会を逃さないようにご注意ください。
2020年4月1日から2021年3月31日までの間は以下の方が対象となります。

2020(令和2)年度に 生年月日
65歳となる方 昭和30年4月2日生~昭和31年4月1日生
70歳となる方 昭和25年4月2日生~昭和26年4月1日生
75歳となる方 昭和20年4月2日生~昭和21年4月1日生
80歳となる方 昭和15年4月2日生~昭和16年4月1日生
85歳となる方 昭和10年4月2日生~昭和11年4月1日生
   
90歳となる方 昭和5年4月2日生~昭和6年4月1日生
95歳となる方 大正14年4月2日生~大正15年4月1日生
100歳以上となる方 大正10年4月1日以前生

また対象年齢以外の方が受けられる場合は全額自己負担となりますが、接種自体は可能です。
なお肺炎球菌ワクチン接種による注意点ですが、接種後5年以内に再接種を行うと、注射部位の痛みが強く出ることがあります。再接種を希望される方は、5年以上の間隔を空けてください。
※なお、肺炎球菌ワクチンの接種で、すべての肺炎を予防できる訳ではありません。